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千里眼で悩みを解決、未来を先取る!

某SNSで13000人の悩み相談サークルの管理人をしています。元証券マン、今は多くの人の助けとなるような仕事をしています。時事ネタ、投資ネタ、カウンセリング関係その他いろいろ書いていきたいと思います。

今回の「マネーワールド」で思ったこと。

現在、NHKスペシャルで放映されている「マネーワールド」。これがなかなか面白い。

 

ちょうど、NHKスペシャルの前に放映されている「真田丸」。大阪の陣を目前にし、これからがまさに幸村が主人公といえる展開になるのは間違いないだろう。実は、大阪の陣の際に真田幸村が装着していた鎧兜には六文銭が描かれてなかったという。これは兄の信之への配慮ということだが、とにもかくにも、第一次、第二次上田合戦といい、関ヶ原の合戦といい、これまで大した予算を遣っていなかったと思われるので、大阪の陣は大いに楽しみだ。

 

と、前置きが長くなってしまったが、今回のマネーワールド。アメリカの富裕層貧困層、それぞれが支持する共和党と民主党をわかりやすく描いていた。全ての結果は自己責任であり、努力したものはそれ相応の富を得るべきであり、それが経済をけん引するというのが共和党の理念である。一方、全て自己責任ではなく、富をうまく再分配することで成長を押し上げるというのが民主党の理念である。

番組では下記に示したようなワイングラスにワインをつぐ例が挙げられていた。いわゆる、ホストクラブやキャバクラなどで見られる(私は見たことがないが)シャンパンタワーである。富をワインに見立てて、ワイングラスにワインを注ぐと上部のグラスから下部のグラスに滴り落ちる。これは、富裕層が富めば富むほど、貧困層にもおこぼれが入ってくるということを表している。これを「トリクルダウン理論」と呼びます。

しかし、上部のワイングラスが大きければどうなるのだろうか?下に落ちずに、ワインは上部のグラスに溜まるばかり。まるで、日本企業が内部留保をため込む一方、下請けに恩恵が回ってきづらい現状を表しているかのようである。また、過去には年間ワイン二本分の経済成長があったかもしれないが、今ではワイン一本しか年間に経済成長しないとすればどうだろうか、というニュアンスの指摘があった。

これまた、我が国のような低成長国であれば、どうなるかといういい例えだと思う。現政権の経済政策はトリクルダウン理論に基づくものである。野党がしっかりしていない云々はさておき、現在の経済政策は新興国であればまだしも、成長率が鈍化し、人口減少という問題を抱えた国家には、富むものにしか恩恵は回らないだろう。失業率が下がってきたという反論もあるだろうが、それは団塊の世代の退職や人口動態を考えると当たり前のこと。

中央銀行による過度な市場介入に限界が訪れたり、チャイナショック、大災害など起きれば、より一層、中流層以下が大きなダメージを被ることになるのが現在の経済政策だ。

番組の終盤では、格差が大きければ大きいほど、対立が生じることが述べられていた。これを是正するためには、年収による所得税の調整で格差を調整するよりも、相続税や保有資産に関して増税することが格差の是正に最も効果があると思う。例えば、年収50万円で預金が10億円の人よりも、年収500万円で預金が10万円の人の方が税金は高いからだ。

格差は努力や競争の結果として差が出るのは当然だが、運によるもの、環境によりものも大変大きな要素である。しかし、生まれながらにして大きな格差がついているのでは、競争をするにしてもアンフェアではないだろうか。貧困の世襲化にそろそろピリオドをうつことを考える時期に来ていると思います。

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